■ コニカ/KONICA Digital Revio KD-200Z
 オールドデジカメバブルの中で入手が難しくなった昨今、久々にお値打ちの300円でサルベージ出来た1台。 同時期に発表されたKD-300Zの廉価版でありながら別デザインのボディを準備されたりと当時のデジカメ市場が熱かったことを想像させます。 シンプルでクールに徹したデザインの金属ボディだったKD-300Zに対し、安いプラボディを与えられながらもデザインの自由度を質感の向上に振った作りに好感が持てます。 またKD-300Zは専用のガム型電池でしたがこちらは単三電池2本使用ですので取り回しも楽です。 SDカードを入れて撮影開始。 背面の液晶モニターもわざわざスイッチを入れないと点かないのも時代の雰囲気です。 シーソー式の十字キーが小さいジョイスティック風にデザインされているのも楽しい。 晴れの日の色調はKD-300Zを思わせる黄色味が強く出るチューニングですが、曇りの日は比較的ニュートラルな色調になるようです。 ジョグダイヤルがシャッターボタンと同列に配置されているのでついシャッターと間違えてダイヤルを押してしまうのはなんとも気になるところですが、各部操作レスポンスも良くこれからも長く楽しめそうな1台。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2023年5月2日掲載)









発売 2001年7月 撮像素子 1/2.7インチ211万(有効202万)画素原色CCD レンズ 光学3倍ズームレンズf=5.4〜16.2mm(35mmフィルムカメラ換算:約35〜105mm相当)、F2.8(W)〜4.6(T) 記録媒体 SDメモリーカード/マルチメディアカード(8MB SDメモリーカード付属) 記録画素数 1600×1200/1280×960/640×480ドット 液晶モニタ 1.5インチ低温ポリシリコンTFT 動画記録 320×240/160×120ドット、最大15秒、AVI(Motion JPEG準拠)形式 シャッター速度 1/8〜1/2000(スローシャッター時:最長2秒) インターフェイス USB、DC入力 電源 単3(アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池)×2本、もしくはリチウム電池パック「CR-V3」×1 本体サイズ 100(W)×30.5(D)×61.5(H)mm(突起部除く) 重量 170g(本体のみ)
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