■ オリンパス/OLYMPUS C-5050 Zoom
 本格的(?)なデジカメとの出会いが、オリンパスのC-2020だったのが運の尽き。 いかにもカメラ然としたワタシ好み外観と、その写りの良さにブッたまげた。 そのC-2000シリーズは時代の流れに乗って、高機能、高性能化して行き、この5050で一応の完結を見る訳で、そいうなれば5050が欲しくなるのも当然なのです。 カメラの性能は賛否両論あるものの、その一眼カメラをミニチュア化したようなデザインと高い質感からか、今でも2〜3万円の中古価格が付けられている。 なかなか手が出ないまま数年が経ったある日、オークションにジャンク不動と称し1000円で出品された汚らしい5050を発見。 水没や落下の危険も承知で、エイヤッと入札すれば2100円で落札してしまった。 到着したものを見てみると、外観に大きなキズは無く、大量の埃とヤニにまみれているだけに見える。 割れているようにも見えた液晶モニターも、痛んだ保護シールが残っていただけで、それを剥がせば新品のような状態だった。 恐る恐る電池ボックスを見ると、ごく軽い腐食だったのでこれはイケるかもしれないと思い、ボディ全体と接点のクリーニング済ませてエネループをセットすれば、C-40と同じ豪快な起動音と共に目覚めてくれた。 おお、こりゃ儲けもんだわね〜♪ 噂通り、撮影結果に当たり外れが多く、いつまでたってもカメラ初心者の私にはクセのある手強い相手ではあるのですが、そうなればそうで、尚更気に入った私でありました。 500万画素という数字は、もはや低画素では無いような...。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年12月20日掲載)


発売 2002年11月 カメラ部有効画素数 500万画素 撮影素子 CCD レンズ 構成 7群10枚、マルチバリエーター、非球面レンズ:2枚 焦点距離 7.1mm〜21.3mm(35mmフィルム換算:35mm〜105mm) 開放F値 F1.8(W)〜F2.6(T) 光学ズーム倍率 3倍 デジタル拡大範囲 3.4倍(光学ズームと合わせて最大10倍シームレスズーム) 撮影範囲 通常:0.8m〜∞ マクロ:0.2m〜0.8m スーパーマクロ:0.03mまで ※スーパーマクロモードではズーム位置が固定されます。 また内蔵フラッシュは使用できません。 記録 静止画記録方式 JPEG(DCF準拠)/TIFF(非圧縮)、DPOF対応、Exif2.2、PRINT Image Matching II 静止画 記録画素数・コマ数(同梱32MBカード使用時) 2560×1920/RAW:4枚 TIFF:2枚 SHQ:約8枚 HQ:約26枚 2560×1696(3:2)/TIFF:2枚 SHQ:約10枚 HQ:約29枚 2288×1712/TIFF:2枚 SQ1:約11枚(高画質)約32枚(標準) 2048×1536/TIFF:3枚 SQ1:約14枚(高画質)約40枚(標準) 1600×1200/TIFF:5枚 SQ1:約22枚(高画質)約64枚(標準) 1280×960/TIFF:8枚 SQ2:約34枚(高画質)約99枚(標準) 1024×768/TIFF:13枚 SQ2:約53枚(高画質)約153枚(標準)640×480/TIFF:33枚 SQ2:約132枚(高画質)約331枚(標準) 3200×2400(プリント拡大モード時)/SHQ:約6枚 HQ:約16枚 動画記録方式 QuickTime Motion JPEG(フレームレート:15fps) 動画 記録画素数・撮影可能時間(32MBのカード使用時)320×240:連続撮影時間96秒 160×120:連続撮影時間424秒 記録媒体 3V(3.3V)スマートメディア(4MB/8MB/16MB/32MB/64MB/128MB) xDピクチャーカード(16MB/32MB/64MB/128MB/256MB/512MB) コンパクトフラッシュ(1GBまで) マイクロドライブ(512MB/1GB) ファインダ 光学実像式(視度調節付) 液晶モニタ サイズ/種類 マルチアングル1.8型(インチ)TFTカラー液晶(低温ポリシリコン)下向き20度、上向き20、60、90度に可倒画素数 約114,000画素 再生 静止画クローズアップ 倍率:1.5/2.0/2.5/3.0/3.5/4.0倍 静止画 インデックス表示 分割数:4/9/16 静止画回転再生 90°/ -90°(回転再生ボタンでExifによる回転情報の書き込み) 静止画自動再生 あり 動画再生 通常再生、コマ送り 撮影感度 AUTO あり 固定 ISO約64/約100/約200/約400 フォーカス オートフォーカス方式 TTLコントラスト検出方式、iESP AF/スポットAF/フルタイム AF/AFターゲット選択/AFイルミネータ マニュアル フォーカス方式 ゲージ表示による十字ボタン調整 静止画露出制御 撮影モード P(プログラムオート)/A(絞り優先オート)/S(シャッター優先オート)/M(マニュアル露出)/My(マイモード)[My1〜8]/S-Prg(シーンプログラム)[ポートレート、スポーツ、記念撮影、風景、夜景] 絞り F1.8〜F8 シャッタースピード 1/2,000秒〜4秒(M設定時:16秒まで、S設定時:1/1,000秒〜) 露出補正 範囲:±2EV、ステップ:1/3EV AEロック あり オートブラケット(TIFFモードでは使用不可) 露出可変ステップ 1/3EV 枚数 3枚/5枚(各画像サイズにより異なります) ホワイトバランス オート(iESP II) プリセット1: 晴天、曇天、日陰、夕日 プリセット2: 蛍光灯1(昼光色)、蛍光灯2(昼白色)、蛍光灯3(白色)、蛍光灯4(温白色)、電球ワンタッチ ホワイトバランス補正±7段階 測光方式 デジタルESP測光、スポット測光 内蔵フラッシュ 撮影可能範囲 W:0.8m〜5.6m / T:0.2m〜3.8m フラッシュモード オート発光(低輝度時/逆光時)、赤目軽減発光、強制発光、発光禁止、スローシンクロ(先幕効果)、スローシンクロ(先幕効果+赤目軽減)、スローシンクロ(後幕効果) フラッシュ補正 範囲:±2EV、ステップ:1/3EV 連写 1.7コマ/秒 11枚(HQモード時) 3コマ/秒 4枚(高速連写) 特殊撮影・編集・画像処理 撮影画質設定 シャープネス:±5、コントラスト:±5、彩度:±5、ファンクション撮影 モノクロ、セピア、白板、黒板、合成ツーショット パノラマ 合成用撮影 あり(オリンパス製のスマートメディア/xDピクチャーカードを用いた上で、CAMEDIA Masterによりパソコンで合成) カスタマイズ ショートカット設定、カスタムボタン、画面表示言語の切替 静止画編集 (別ファイル作成) リサイズ(640×480、320×240)、トリミング 動画編集 インデックス画像作成、前後切り取り 特殊画像処理 TruePic処理、プリント拡大モード、ノイズリダクション 入出力 パソコン関連 USB接続端子(Windows XP/Me/98/2000、Mac OS 9.0〜9.1/X) テレビ(NTSC/PAL) 関連 ビデオ出力端子(NTSC/PAL切り替え可能) 外部フラッシュ関連 ホットシュー 電源関連 DC入力端子 電源 ACアダプタ C-7AC(別売) 電池 CR-V3リチウム電池2パック(当社製型番LB-01 2P) 単3ニッケル水素電池(充電式)4本(当社製型番B-04NH17) 単3ニッカド電池4本 単3アルカリ電池4本 FR6単3リチウム電池4本 大きさ(突起部含まず) 113.5(W)×79.5(H)×69.5(D)mm 重さ(電池・カード含まず) 375g 主な同梱品 xDピクチャーカード(32MB)、パソコン接続ケーブル(USB)、AVケーブル、ストラップ、レンズキャップ、レンズキャップ用ひも、CD-ROM(キャメディアインフォメーションディスク:CAMEDIA Master 4.0他を含む)、リチウム電池パック(CR-V3)2本
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