いつものようにジャンクデジカメを漁っていると、珍しいCASIO XV-3を発見。 なんだか間延びしたIXYのようなデザインで、それまでのCASIO QVシリーズと比べてだいぶ一般人の中に紛れた印象です。 本体と専用充電池に32MBのコンパクトフラッシュが入ったままで1050円だったので、試しにサルベージ。 早速手持ちのACアダプターをカメラ本体につなぎ充電を試みるも、なにやら無反応...ありゃりゃ。 カシオのサイトから取説をダウンロードして確認してみると、どうやらカメラ本体には充電機能が付いていないようです。 となると充電器が必要になってくるので、色違いのXV-3と充電池、充電器がセットのジャンク(500円)を別途購入するはめになってしまった。(こうやって物が増えて行く...。) そして充電を済ませた電池を入れ、XV-3は快調に動き出すのでした。 334万画素で単焦点レンズってのは珍しいけど、35ミリフイルム換算で40ミリの焦点距離は特に個性的とは言いがたい。 しかし、液晶画面にリアルタイムの画像ヒストグラムを表示するなど、積極的な機能も装備している。 IXY DIGITALに比べて、横幅は3センチほど広く、少し厚みもあり、40グラムも重い。 しかし、持った印象がIXYより軽く、持ち易く感じるのは興味深い。 小さく軽ければ全て良いわけでは無く、触感や重心もそれを左右する要素なのでしょう。 電源スイッチが重く節度が無い所は気になるが、操作はシンプルで動作は軽快、そして写りも良く満足しています。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年2月24日掲載)
発売 2000年6月 撮像素子 1/1.8型正方画素原色CCD (総画素数;約334万画素、有効画素数;約324万画素) 記録画像 ファイル フォーマット 静止画;JPEG(Exif Ver2.1)、DCF準拠、DPOF対応 動画;AVI(Open DML Motion JPEG準拠) 記録媒体 コンパクトフラッシュ(CF)カードTypeI/II対応、IBMマイクロドライブ対応 ムービー 一度に記録可能な最長時間 320×240 約300KB/秒 30秒(通常撮影) 10秒(過去撮り) 消去 表示されている画像の直接消去、一画面単位、フォルダー単位、全画面一括消去可能(メモリープロテクト機能付き) レンズ F2.6 f=8.1mm (35mmフィルム換算;40mm相当) 4群5枚構成 ズーム 3.2倍 12段階デジタルズーム 焦点調節 コントラスト方式オートフォーカス、マニュアルフォーカス可能、マクロモード、無限遠モード、フォーカスロック付き 撮影可能距離 標準;約0.5m〜∞、接写;約10〜50cm、マニュアルフォーカスにより約10cm〜∞ 露出制御 測光方式;撮像素子によるマルチパターン測光/平均測光/スポット測光 制御方式;プログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出 露出補正;-2EV〜+2EV(1/3EV単位) シャッター CCD電子シャッター/メカシャッター併用、シャッタースピード;1〜1/3000秒 絞り F2.6/4.2/6.6 三段階自動切替式、マニュアル切替可能 ホワイトバランス 自動/固定(4モード)、マニュアル切替可能 セルフタイマー 作動時間10秒、2秒 内蔵フラッシュ 発光モード;自動発光/強制発光/発光禁止/赤目軽減 切替可能 フラッシュ撮影範囲;約0.7〜3m モニター 1.8型ハイパーアモルファスシリコンTFT低反射カラー液晶 122,100(555×220)画素 ファインダー 液晶モニター/光学式ファインダー 時計機能 日付・時刻;画像データと同時に記録、自動カレンダー;2049年まで 入出力端子 USB(専用ミニ端子)、デジタル入出力、ビデオ出力 (NTSC/PAL)、外部電源 電源 専用リチウムイオン充電池(NP-L7)×1個、リチウム電池パック(CR-V6P)×1個 専用ACアダプターチャージャー(BC-7LA) 電池持続時間 25℃で使用した場合の目安 使用電池 付属リチウムイオン充電池 (NP-L7) リチウム電池パック (CR-V6P)連続再生時 約100分 約170分 連続撮影時 (液晶ON) 約390枚 約720枚 サイズ 幅114.8mm×高さ62.0mm×奥行き32.8mm(突起部除く) 重量 約215g(電池・付属品含まず) 付属品 CD-ROM(Windows2000/98/95/NT4.0対応、Macintosh対応)、専用リチウムイオン充電池(NP-L7)×1個、ストラップ、ソフトケース 専用ACアダプターチャージャー(BC-7LA)、ビデオコード
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