いつものようにジャンクコーナーをガサゴソすると、中判カメラみたいなでかいカメラが出てきた。 よく見ればフジの古いプロ向けデジカメのようで、本体に液晶モニターは無く、オプションであろう別体の液晶ファインダーが付いている。 本体の電池は既に所有しているソニーのマビカと同じ物のようだし、液晶ファインダーは単三電池2本なので、すぐに試す事が出来そう。 グリップが劣化してベタベタしてるけど、形はクラシカルで本物っぽい上に値段が315円だったら買わずにいられないのでサルベージ。 早速電池を充電して、xDカードをアダプターに入れてセットし動作確認すると、特に問題も無く動きだした。 グリップのベタベタは、ジッポのオイルで拭いてみると、ゴム系の塗装が綺麗に剥がせたので、妙にピカピカなのを除けば我慢出来る仕上がりになりました。 純正のストラップとレンズキャップも付いているので、外へ持ち出してテスト撮影してみると、白っぽい画像になったり、感度設定を失敗してノイジーな画像になったり、いろいろ気難しい感じ。 本来、後継機DS-330のオプションであった液晶モニター(LV-D3)は、このDS-300で使用した場合、マクロ撮影時と画像再生のみ対応しているようで、通常撮影時にはリアルタイムでの画像を表示しないのは少々残念。 室内で撮ったものは130万画素にしては良い写りだと思うのですが、屋外の撮影に関してはもう少し設定の学習が必要かもしれません。 それにしても、首から下げた時のインパクトは大きくて、すれ違う人(特にオジサン達)は皆さん注目していました。 さすが、当時の販売価格248000円は伊達じゃない!? テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年5月6日掲載)
発売 1997年4月 外形 153(W)×96(H)×78(D) 重量 620g(バッテリー含まず) 記録メディア フラッシュ(ATA),スマートメディア (PCMCIA R2.1 Type I,II) スマートメディア使用にはPCカードアダプターが必要 記録方式 JPEG (Exif),TIFF-YC (Exif) TIFFを開くには別途ソフトが必要です* 記録枚数 Hi : 8 Fine : 30 Normal: 62 Basic : 121 HG-20使用時 (1280X1000モード) CCD 総画素数140万画素(有効130万画素) 2/3インチ 単板 VT方式 正方画素 画像サイズ 1280×1000 640x480 感度 ISO100/400 焦点距離 35〜105 (35mm換算) f:9.20〜25.8mm 開放F値 WIDE側 F3.6 TELE側 F5.6 接写距離 40cm A4サイズ(WIDE)、20cm A5サイズ (MACRO) ファインダー 光学式ファインダー シャッター速度 1/4〜1/1000 絞り制御 4段(F3.5,F5.6,F8,F11) 露出制御 プログラムAE 絞り優先AE シャッター優先AE マニュアル 外部同調(SY)含む。 露出補正 0.3EV STEP(-0.9〜+1.8EV) ホワイトバランス 5500K固定+ワンプッシュオート AF高精度スーパーハイブリッドオートフォーカス(パッシブAF+アクティブAF+CCD AF) ストロボ オートストロボ (GNo 11.5 :WIDE端) ホットシュー付き 最大6m(ISO 400時) 外付けストロボ対応可 ビデオ出力 NTSC デジタルアウト mini DIN 9pin(高速RS-232C) バッテリー NP-510 リチウムイオンバッテリー 機能 6桁番号によるID入力機能 消去、フォーマット プレビュー機能 セルフタイマー 再生機能 電子ズーム(×2のみ) 画質モード切り替え B/Wモード
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