あまり見かけない京セラ初期の300万画素機を、ジャンク1300円でサルベージ。 サイバーデザインのDR-350、縦型元祖のSAMURAIを経て、少し愛嬌のあるデザインとなった京セラオーソドックスデジカメの第一弾。 電池は手持ちのFUJI NP-80型なので、東芝Allegretto M4やフジFinePix 6800Zなんかと使い回しが出来る。 電池とコンパクトフラッシュを入れて、問題なく動作良好。 起動時間はなかなか早く、その上電源ボタンを長押ししなくても良いのは、更に動作を軽快な印象にさせてくれます。 画像の再生動作もサクサクと速く、ストレスを感じさせません。 334万画素を実感するクリアーな写りですが、黄味がかったカラーバランスは薄味で、やや物足りない感じ。 グリップ側が大きく開くCFのフタは剛性が無く、握った感触の悪さが質感を大きくスポイルしています。 常に触る必要のない可動部は、やはり別の位置に配すべきだったでしょうね。 液晶モニター表面が細かい梨地になっていて、ぱっと見の輝度こそ下がるものの、キズに強いのは実用的だと思います。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年3月1日掲載)
発売 2000年9月 撮像素子 形式 デジタルカメラ(記録・再生型) 記録媒体 コンパクトフラッシュTypeI、TypeII(128MBまで)、IBMマイクロドライブ(1GBまで) 記録コマ数(静止画) 別売16MB使用時 2048×1536/1枚(TIFF-RGB 約9.5MB/1枚)、2048×1536/約8〜10枚、2048×1536/約16〜20枚、1024×768/約64〜80枚 記録コマ数(動画) 別売16MB使用時 最大15秒/1回(320×240)、15fps 記録方式 静止画:JPEG準拠(Exif Ver2.1)、TIFF-RGB(非圧縮)、DPOF/ DCF対応、動画:AVI(Audio Video Interleave) 撮像素子 1/1.8インチインターレース正方画素原色フィルターCCD(総画素数334万画素、有効画素数324万画素) ISO感度(標準、×2、×4選択可) 記録画像 2048×1536ピクセル、2048×1536ピクセル、2048×1536ピクセル、1024×768ピクセル ホワイトバランス オート、デイライト、タングステンランプ、曇天、蛍光灯、プリセットの6モード カラー/セピア/白黒の3モード(TIFF時はカラーのみ) レンズ 2倍ズームレンズ(8群9枚)F3.0〜3.7 f7.8〜15.6mm (35mm判カメラ換算 38〜76mm相当)、オートレンズバリア付 デジタルテレモード 1.3/1.6/2倍の3段階 連写 不明
測光方式 CCD分割評価測光、中央部重点測光、スポット測光 露出制御方式 プログラムAE、絞り優先AEモード(F3、F6.6の2ステップ選択可能)長時間露出モード(2秒、4秒、8秒選択可)、CCD電子シャッター/絞り羽根独立式電子シャッター併用 1〜1/2000秒、露出補正±2EV(1/3EVステップ) 撮影範囲 通常約0.6m〜∞、 マクロ時約10cm〜∞(レンズ面より) ファインダー 液晶モニターのみ 液晶モニター 1.5インチ低温ポリシリコンTFTカラー液晶モニター(11万画素) フラッシュモード オート発光、赤目軽減発光、発光禁止、強制発光 フラッシュ充電時間 約6秒(フル充電時) フラッシュ撮影範囲 0.6m〜3.0m(ワイド端)、0.6m〜2.5m(テレ端)フォーカス ビデオフィードバック式オートフォーカス、マニュアルフォーカス設定可、遠景固定 セルフタイマー 2秒/10秒 外部コネクタ DC入力端子、ビデオ端子(NTSC/PAL選択可) その他 セピアモード、白黒モード、撮影モードロック設定(メインスイッチOFF時の各種撮影モード保持) 電源 3.7V筒型リチウムイオン充電池(付属のACアダプターで本体内充電)、専用ACアダプター 使用環境 温度 0〜45℃ 大きさ(mm) 93.5(幅)×66(高さ)×37.5(奥行き)mm (液晶、レンズ部など突起部を除く) 質量(g) 200g(CFカード、電池を含まず) 同梱品 ビデオケーブル、リチウムイオンバッテリーパック、専用ACアダプター、ハンドストラップ、記録メディア別売
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