■ オリンパス/OLYMPUS C-40 Zoom
いつものようにジャンクデジカメを漁っていると、立方体のような妙なプロポーションのカメラが出てきた。 外観に目立つ傷や妙な使用感は無いが、ズームレンズが出っぱなしで、電源は入るが一切操作ができないとの注意書きがあった。 よく見るとスマートメディアの単3電池仕様なので、その後の出費も無く動かせるかもしれないと思い、1575円で勝負のサルベージ。 エネループを入れて電源を入れると、衝撃的(カッコイイ!)な起動音と共に動き出した、何の問題なくズームも撮影もできるのでラッキーだった。 電源を入れた時に、全てのモードで液晶モニターがオンになる設定では無いようなので、それに気付かない店員が動作不良と判断したのかもしれない。 正面のデザインは同社のC-900系と同じモチーフで、なんだかオバさん臭くてカッコ悪いが、背面はメカが凝縮された充実感があり悪くない、そして上面や側面の雰囲気はリコーオートハーフを思わせるレトロモダンな感じで面白い。 分厚いボディは、ペラペラなデジカメを見慣れた現在の目では驚く程分厚いが、グリップ、ホールドがしやすく大変使いやすい。 低画素に慣れた私の目からは、スムースな階調とノイズの少ない撮影結果に大満足。 既に所有している、同じオリンパスのC-2020 Zoomの写りの良さにブッたまげた私としては、その後継機種である、C-3040、C-4040、C-5050あたりをいずれ入手してみたいと思っているのだが、C-4040相当の性能を持ったC-40を手に入れてしまったので、迷うところです。(良いジャンクに出会えば買ってしまうけどね) 400万画素は一般的に低画素扱いかも知れませんが、ワタシ的には画素数、機能共に高く、既に我が家のフラッグシップになっています。 後日、ヤマダ電機のワゴンセールで偶然C-40専用の純正ケースを見つけ980円で購入。 今頃、専用ケースが二つも売られていたのには驚いたけど、このケースの仕上げがドイヒー(酷い)なのにも驚いた、しかも使いにくい! テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年1月16日掲載)


発売 2001年10月 形式 デジタルカメラ(記録・再生型) カメラ部有効画素数 395万画素 記録方式 デジタル記録JPEG(DCF: Design rule for Camera File System)、TIFF(非圧縮)、DPOF対応 記録媒体 3V(3.3V)スマートメディア(4MB、8MB、16MB、32MB、64MB、128MB) 記録コマ数:静止画 (同梱16MBカード使用時/音声なし) TIFFモード:1枚〜17枚、SHQモード:約2〜5枚、HQモード:約8〜16枚、SQ1モード:約7〜49枚、SQ2モード:約27〜165枚 記録画像サイズ 3200×2400ピクセル(SHQ/HQモード)※2816×2112ピクセル(SHQ/HQモード)※2560×1920ピクセル(SHQ/HQモード)※2288×1712ピクセル(SHQモード) 2272×1704ピクセル(TIFF/HQモード) 2048×1536ピクセル(TIFF/SQ1モード) 1600×1200ピクセル(TIFF/SQ1モード) 1280×960ピクセル(TIFF/SQ1モード) 1024×768ピクセル(TIFF/SQ2モード) 640×480ピクセル(TIFF/SQ2モード) ※はプリント拡大モード時 フォーマット方式 TIFF(非圧縮)、JPEG(DCF準拠) 動画:Quick Time Motion JPEG準拠 音声:WAVEフォーマット準拠 撮像素子 1/1.8型(インチ)CCD固体撮像素子、413万画素(総画素数) ホワイトバランス フルオートTTL(iESP)/プリセット(晴天、曇天、電球、蛍光灯)/ワンタッチ/ホワイトバランス補正 レンズ 2.8 ズームレンズ、オリンパスレンズ7.25〜20.3mm(35mmフィルム換算35〜98mm相当)、F2.8〜F4.8 5群7枚(ガラスレンズ、うち非球面2枚を含む) デジタルズームモード 最大2.5倍(光学2.8倍ズームと合わせて最大7.0倍) 測光方式 撮像素子によるデジタルESP測光、スポット測光 露出制御方式 プログラム自動露出、絞り優先露出、シャッター優先露出、マニュアル露出補正(±2EV、1/2EVステップ毎) 絞り優先=F2.8/3.4/4.0/4.8/5.6/8.0 シャッター優先=静止画 1/2〜1/1000秒(メカニカルシャッター併用)に設定可(スローシンクロ時は最長4秒) マニュアル露出=絞り:F2.8/3.4/4.0/4.8/5.6/8.0、シャッター:16〜1/1000秒から設定可 シーンプログラム(フルオート、ポートレート、記念写真、風景、夜景、セルフポートレート) 簡易動画モード:1/30〜1/10000秒 オートブラケット撮影:1/2EVまたは1.0EV刻みで3段階もしくは5段階のブラケット枚数設定可能 フォーカス TTL方式iESPオートフォーカス(コントラスト検出方式) 焦点調節範囲:0.1m〜∞ マニュアルフォーカス(ゲージ表示によるマニュアル設定可能) 撮影範囲 <通常モード>0.8m〜∞ <マクロモード>W:0.1〜0.8m、T:0.25〜0.8m 連写 約2コマ/秒・8枚以上(HQモード時)(TIFF、プリント拡大モード以外の全画質モードで連写可能) 撮影感度 オート、約ISO100固定、約ISO200固定(約2倍感度アップ)、約ISO400固定(約4倍感度アップ) ファインダー 光学実像式ファインダー(オートフォーカスマーク)、液晶モニター 液晶モニター 1.5型(インチ) TFTカラー液晶(低温ポリシリコン) モニター画素数:約114000画素、輝度調節機能 フラッシュモード オート発光(低輝度時自動発光、逆光時自動発光)、赤目軽減発光、発光禁止、強制発光、スローシンクロ(先幕効果、赤目先幕、後幕効果) フラッシュ撮影範囲 W:0.8〜3.0m、T:0.25〜1.8m フラッシュ充電時間 約6秒以下(常温時、新品CR-V3電池使用) 動画録画時間 (16MB以上使用時) 1回の最長記録時間 HQモード:320×240で最大約32秒(音声付)、33秒(音声なし)、15コマ/秒 SQモード:160×120で最大約130秒(音声付)、148秒(音声なし)、15コマ/秒ファンクション撮影 モノクロ、セピア、白板、黒板 DPOF予約 1コマ予約、全コマ予約、日時・時刻挿入設定、トリミング、枚数設定 セルフタイマー 作動時間約12秒 設定クリア オン、オフ 録音機能 内蔵マイクによる 内蔵スピーカー あり 外部コネクター DC入力端子、USB接続(USBストレージクラス対応)/AV出力(NTSC)対応マルチコネクタ 日付・時刻、自動カレンダー機能 画像データに同時記録 2031年まで自動修正 電源 リチウム電池パックLB-01(CR-V3)1本、または、単3ニッケル水素電池、単3リチウム電池、単3ニッカド電池、単3アルカリ電池2本 ※ 単3マンガン電池は使用できません。 カレンダー用電源 内蔵2次電池によるバックアップ 使用環境 温度:0〜40℃(動作時)/-20〜60℃(保存時) 湿度:30〜90%(動作時)/10〜90%(保存時) 大きさ(mm) 87(W)×68.5(H)×43.5(D)mm(突起部含まず) 質量(g) 190g (電池/カード別) 同梱品 16MBスマートメディア、USBケーブル、AVケーブル、CR-V3電池1個、カメラケース、ストラップ、CD-ROM(キャメディアインフォメーションディスク)、リモコン
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