15年前位に沖縄からやってきた個体。 日本未発売のモデルで出品者が沖縄の方と分かった時にははるばる遠くからやって来る嬉しさがありました。 このモデルが発表される前年にデビューした富士フイルムの縦型デジカメFinePix700は相当の衝撃を持って受け入れられたことが想像できます。 翌1999年には台湾メーカーPREMIERが10社以上にOEM供給した縦型デジカメ(DC800等の名称)のうちの一つがこのポラロイド版だったようです。 80万画素、単三電池4本駆動、コンパクトフラッシュというスペック。 背面の液晶モニターには日本語表記がありませんがわかりやすいアイコン表示とシンプルな操作性でストレスなく使用できます。 御多分に洩れず日中の液晶表示は見えづらいものがあり、撮影には多少の心眼補完が必要ではあります。 久しぶりに取り出してテスト撮影に連れ出してみたところ、濃厚な色合いで低画素ではありますが非常に充実度の高い写真が撮れました。 同時期のビジネスツール然とした単なる画像データ取得機とは異なり、純粋に写真を楽しむカメラであるという意志を感じます。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2023年5月3日掲載)
発売 1999年 24-bit color(millions of colors) 1024×768 pixel resolution(XGA) 640×480 pixel resolution(VGA) 4MB internal memory 1.8" LCD color display (30 frames per second) Three image resolution modes: Superfine, Fine, and Normal 5mm, f3.5 lens Flash modes: Auto, Flash, Flash Fill and Flash off Flash range: 16"-10' Focal range: Normal(18"-∞); Macro(8-18") JPEG compression Electronic shutter speed: 1/10-1/10000 ISO 160 equivalent(film sensitivity) Self-timer(10 second delay) Date and time stamp on image NTSC video output
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