電源不安定なリコー230万画素機を110円でサルベージ。 スマートメディアのフタがセンサーを過敏にしているようなので、フタに少し細工を加えて蘇生成功。(気に入ったので、完動機を追加購入してしまったが...。) エネループ4本とスマートメディアを入れ、液晶モニターのカバーと連動したスイッチをスライドすると、レンズバリアを開けながらユニットが出て来る。 先代のRDC-5000を基本踏襲しながら、3倍ズームにし、その他の操作性を向上、そしてよっぽど不満が集中したのか、グリップはこれでもかと立体的に形成され手に馴染む形状になっている。 個性的なオペラグラススタイルや、回転式レンズを一旦捨てて選択したクラシカルなデザインは、恐らく当時の市場では地味に見えたであろうが、本格的で質感が高いと思う レンズがグリップ側へオフセットしてるのは、液晶モニターとの干渉を避けたレイアウトなのだろうが、レンズがボディ中心にあったらもっと格好良かったと思うと少々残念。 8MBの内蔵メモリーや前述の液晶モニターの保護カバー(金属製!)、キャップ不要のレンズバリアなどの重装備は、古い機種ながらも十分に所有欲を満たしてくれます。 縦横比2:3の撮影結果も外観同様、本格カメラ的でその気にさせます。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年3月2日掲載)
発売 1999年10月 記録フォーマット JPEG(Exif Ver2.1)DCF準拠 DPOF対応 圧縮方式 JPEGベースライン準拠 ビデオ信号方式 NTSC/PAL 切り替え 記録媒体 内蔵メモリー8MB/スマートメディア(3.3V 2/4/8/16/32/64MB) 内蔵メモリー 8MB 撮像素子 1/2イン CCD 原色230万画素 記録画素数 1792×1200/896×600 記録モード 画像/文字/連写 画質モード 1792×1200(ファイン、ノーマル、エコノミー) 896×600(ファイン、ノーマル、エコノミー) 記録枚数 (内蔵8MB) 1792×1200..ファイン:約9枚/ノーマル:約19枚/エコノミー:約32枚 896×600....ファイン:約29枚/ノーマル:約55枚/エコノミー:約99枚
記録データ容量 1792×1200..ファイン:約813KB/ノーマル:約410KB/エコノミー約246KB
896×600..ファイン:約276KB、ノーマル:約141KB、エコノミー:約74KB 撮影間隔 約2秒以下(連続撮影時 約1秒) レンズ 6群9枚(3枚非球面)F3.2〜3.7 ズーム 3倍ズーム f8.0〜24.0mm (35mmフィルム換算38〜114mm) デジタルズーム 2.5倍 シャッター メカシャッター(1/500〜1秒) レンズバリア 電源スイッチ及び記録モードに連動して開閉 撮影距離 約4cm(ワイド端)〜∞ ISO感度 ISO 約100相当
ファインダー 光学式実像ファインダー 液晶モニター 1.8インチ TFT液晶 画素数:11万画素(液晶カバー付き) フラッシュ オート(逆光時自動発光)/強制発光/スローシンクロ/発光禁止/赤目軽減0N/OFF/外部フラッシュソケット付き フォーカス オートフォーカス (マニュアルフォーカス可) 露出調整 CCD測光方式(中央重点) 露出補正 自動逆光補正/マニュアル補正(+2.0〜−2.0EV 0.5EVステップ) ホワイトバランス オート/屋外/曇天/蛍光灯/白熱灯 セルフタイマー 作動時間:約10秒 インターバル撮影 撮影間隔:30秒〜3時間(最大24時間) オートパワーオフ 1/3/5分 PCインターフェイス RS232C、AUX、USB (プレインストールのWindows98/Macintoshに対応) AVインターフェイス ビデオOUT/IN(モニタリングのみ) 三脚ネジ穴 1/4-20UNC 5.7mm以下 バッテリー 単三型アルカリ乾電池×4本 (リチウム電池、充電式のニッケル水素、ニッカド電池を推奨) バッテリー寿命*1 連続撮影:60分、再生:90分 (アルカリ乾電池使用・液晶モニター使用・常温時) 電源・電圧 ACアダプター5V(オプション) 外形寸法 131.1mm(幅)×68.8mm(高)×54.0mm(奥)(突起部含む) 質量 約350g(バッテリー含まず) 使用温度範囲 0℃〜40℃
|